一人の男が電気機器を通じて
つくりたかった場所。
約50年前。オリンピックを成功させた日本は、経済大国としての道を歩んでいた。3種の神器で生活が便利になるなか、電子レンジや食器洗い機、ラジカセなど、魔法のような機器も登場していた。
そうした時代を見つめ、一人の男は思った。
「電機機器はもはや便利なだけじゃない。心を豊かにするんだ。自分たちに機器をつくる力はないが、良品を集めて人々に提案する場所ならつくれるぞ!」
そんな思いから廣木電機商会は始まった。誰もががむしゃらな時代。ソシヤルもまた、もがきながら、各メーカーとの繋がりを開拓していていく。お客さまのために膨大な品数を扱うソシヤルの姿は、創業者廣木巳知雄が描いていた場そのものだった。
そしてその決意は、2代目となる巳喜雄にも受け継がれる。

加速し続けるソシヤル。
一朝一夕では、成し得ない強み。
その後ソシヤルは、巳喜雄を中心に一丸となって加速しながら激動の時代を走り抜ける。巳喜雄は世の動向を睨みながら照明器具の卸売りに力を注ぎ、組織も変更、現・株式会社ソシヤルが誕生した。世代を超えて連綿と続く各メーカーとの連携は、さらに強固なものに。
この一朝一夕では築けない関係性が、見積もりや受注手配、納品を迅速に行うソシヤルの礎である。
いまでは、よりスピーディーなメーカー工場直送便をメインとし、全国どこでも1点から承ることができるようになった。これがソシヤルの強みである。

プロならではのご提案。
ご要望の「本当の目的」までを読む。
そしていま、ソシヤルは、電気機器のプロフェッショナル集団として日々の業務にあたっている。住宅設備の総合卸として、お客さまでは把握しきれない膨大な数の機器から、最適な商品を提案する。
そのためには、ご要望を聞くだけではこと足りない。その背景にある本当の目的までをも把握して、お客さまの立場に立った商品選定をしなければならない。親身にご相談を承る。可能な限り柔軟な対応をする。お客さまの期待を超える提案をする。
その思いと行動は、どれほど時代が進もうと変わらない、ソシヤルが大切にし、築いてきたものである。